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トレーサビリティー

「トレーサビリティー」という言葉をご存知ですか?
食品偽装やBSE問題など、食卓の安全性が脅かされる現代社会の中で生まれてきたシステムです。

トレーサビリティー

BSEの問題や食品の産地偽装事件、遺伝子組み換え食品など、今や食の安心・安全は完全に脅かされてしまいましたが、トレーサビリティーは、そんな社会背景から生まれ、最近ではITを活用した“トレーサビリティーシステム”が急速に広がっています。

トレーサビリティーとは、「トレースtrace=追跡する」と「アビリティability=可能性」を組み合わせた造語です。大辞泉によると「食品の生産から加工・流通・販売までの過程を明確に記録し、商品からさかのぼって確認できるようにすること。また、そのシステム。
生産履歴管理システム」となり、“元をたどることが可能”という意味で使われています。

たとえば、トマトの場合、種の選定からトマトの成長、収穫と出荷、消費もしくは廃棄されるまでの、いわば“トマトの一生”がトレーサビリティーにより確認できる仕組みのこと。

その応用例をみてみると、店頭に並んだトマトに貼られた“トレーサビリティーシール”。

シールに印刷されたバーコードに似たQRコードを携帯電話で読み取ると、携帯用ホームページから生産者の情報や使われた農薬・肥料などをチェックすることができ、アクセスしたホームページからは、栽培記録日記などが見られたりもします。

トレーサビリティーの優れた点とは?

生産者の顔だけでなく、どんな流通経路をたどって消費者の手元にきたのかといった情報まで確認できるので、万一事故が発生したときも、原因の究明がしやすくなることや商品の回収なども安易になることです。もちろん、このシステムは消費者にとって安心・安全であるとともに、企業側にとっても万一事故や不良品が発生した際に、迅速な対応が可能になります。

皆さんも目にしたことがあると思いますが、焼き肉屋さんに行くと、店内に10ケタの数字が表示された看板が置いてあります。これは、2003年に発生したBSE(狂牛病)問題で、牛肉トレーサビリティー法によりお客が見える位置に表示するよう義務付けられました。

こうしたトレーサビリティーの動きは、食品業界だけでなく医療機器や自動車など、製品の欠陥が即人命にかかわるような業界にとっても、非常に有益なシステムとして広がっています。
トレーサビリティーは、食品の安全性さえ脅かされる現代社会だからこそ生まれてきたシステムであり、今や安心して食べ物を手に入れるためにも必要不可欠なシステムとなっています。