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食べ物の効用・・・ウソ?ホント?

食べ物には薬と同じ効果があると言われていますが、これってウソ?それともホント?
中国の伝統医学からなる「薬膳」では、食べ物の薬効はウソでもありホントでもあります。

食べ物の効用・・・ウソ?ホント?

「医食同源」という言葉がありますが、これは「病気の治療も日常の食事も、健康のために欠かすことができず源は同じである」という意味で、日頃からバランスの良い食事をとることで病気を予防・治療できるとした考え方です。

薬膳は「中医学」という中国の伝統医学からきたもので、カラダのバランスを整えるため、その人の体質や症状・季節などを考慮して考えられた食事のこと。その人に必要な食材を使い、それを正しく食べることで、軽症状ならば軽減できると考えられた治療法です。

食材の効用について

よく果物にはビタミンが多いとか、海藻類にはミネラルが多いなどと言いますが、それらの効用は、単に食材そのものの効果をさしています。ですので、その効果は相手を選ばず一律に同じ働きをします。薬で例えると「降圧剤」がそうです。降圧剤は血圧を下げる薬ですので、血圧が高い人が飲めば効果があるものの、もしも血圧が低い人が降圧剤を飲んだ場合、どうなると思いますか?

これと同じことが食べ物にも言えます。ほうれん草を例にとると、効用としては粘膜の保護や夜盲症にも良いとされるβ-カロテンや、美肌効果もあるビタミンC、貧血予防の強い味方・鉄、利尿作用のあるカリウムなどの成分が含まれています。ところが、ほうれん草は便秘解消にも良い働きをするものの、逆に下痢気味のときには控えたほうが良い食材です。また、ほうれん草に含まれるシュウ酸は、カルシウムの吸収を妨げたり結石になりやすく、特に骨粗鬆症の人や結石を持っている人は、茹でた後に充分に水にさらす必要があります。

“旬”を食べる

食べ物には陰陽の性質があり、大雑把に分けると、陰性の食べ物には暑い地域で育つものが多く、カラダの熱をとる=冷やす働きがあります。一方、陽性の食べ物は寒い地域で育つものが多く、カラダを温める働きがあります。

つまり、暑い地域の人たちがカラダに溜まった熱をとるためにキュウリやトマトなどの陰性の食べ物を多く食べ、寒い地域の人がカラダを温めるためにゴボウやニンジンなどの陽性の食べ物を多く食べる…ということです。

そこで大切なのが“旬”を食べるということ。今はスーパーに行けば一年中手に入るキュウリやトマトは夏が旬のお野菜です。火照ったカラダの熱をとってくれる働きがありますが、寒い冬や冷え症の人がたくさん食べたら、どうなると思いますか?
このように、食べ物には薬と同じような素晴らしい効果があるという点では「ホント」ですが、体質や季節などを選ばずに食べれば健康さえも害することがあるという点では「ウソ」だと言えるわけです。

薬膳では、こうした季節や食べる人の体質・体調などを考えた食事を日頃からしていれば、いつも健康でいられると考えられているのです。本格的な薬膳は難しいものの、あなたも今日から旬の食材を意識して食べてみませんか?